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こんにちは!
訪問介護事業所「アイ・アール」のブログ担当です。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
前回は「訪問介護の“あるある”エピソード集~現場で感じた小さな感動~」をお届けしました。
利用者さまとの日々の中にある、ほっと心が温まる瞬間。
それが、私たちの仕事の原動力になっていることを、少しでもお伝えできていたら嬉しいです。
さて、今回のテーマは
「介護職を目指す方へ!訪問介護のやりがいと現場のリアル」 です。
介護の仕事に興味はあるけれど、実際にどんなことをするのか、
「やりがいって何?」「きついって聞くけど本当?」
そんな疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は、訪問介護の現場で働く私たちスタッフの目線から、
仕事のやりがいや大変なこと、そしてこの仕事ならではの魅力についてお話しします。
訪問介護は、介護が必要な方のご自宅にうかがい、
日常生活を支援するお仕事です。
たとえばこんな支援を行っています。
・身体介護(入浴・排泄・更衣・食事介助など)
・生活援助(掃除・洗濯・買い物・調理など)
・通院時の乗降介助や見守り
・服薬確認や体調観察
ご利用者さま一人ひとりに合わせたケアを、
住み慣れたご自宅で行うことが、訪問介護の大きな特徴です。
この仕事をしていて、よく聞かれるのが「やりがいって何ですか?」という質問です。
私たちが感じるやりがいは、日々のこんな瞬間にあります。
1. 利用者さまからの感謝の言葉
「ありがとう」「助かったわ」「また来てくれるのを楽しみにしてる」
そんな言葉をいただけると、疲れも吹き飛びます。
2. 一人ひとりと向き合える時間
訪問介護は、マンツーマンのケアが基本です。
目の前の方としっかり向き合い、その人の「その日の調子」に合わせて支援できるのが魅力です。
3. 自分の成長を実感できる
最初は戸惑っていた介助や声かけも、少しずつ自信を持ってできるようになります。
「できることが増える」こと自体が大きなやりがいです。
4. “その人らしい生活”を支えることの喜び
「家で過ごしたい」という思いを支える仕事。
利用者さまが「自分のペースで、自分らしく」過ごせるお手伝いができるのは、訪問介護ならではです。
ここで、実際にアイ・アールで働くスタッフの声をご紹介します。
30代・女性スタッフ
「未経験で始めましたが、研修が丁寧だったので安心できました。
最初は緊張していましたが、利用者さまに名前を覚えていただき、
“今日はあなたなのね、うれしいわ”と言ってもらえるようになったのがすごく嬉しかったです」
40代・男性スタッフ
「訪問介護は一人で行動することも多いので、責任はありますが、
その分、自分のペースでしっかりケアに集中できます。
利用者さまとしっかり向き合いたい方にはぴったりだと思います」
50代・主婦スタッフ
「子育てが一段落してから始めました。
短時間の勤務でも感謝される機会が多く、自分の役割を感じられるのがありがたいです。
ライフスタイルに合わせて働ける点も魅力ですね」
もちろん、訪問介護には大変なこともあります。
・一人で訪問するため、判断力が求められる
・初めての利用者さま宅は緊張する
・身体介助など、体力が必要な場面もある
でも、アイ・アールでは、
「困ったときはすぐ相談できる体制」を整えており、
新人スタッフも先輩のフォローを受けながら安心して働けます。
不安を一人で抱え込まず、チームで支え合える環境を大切にしています。
訪問介護は、決して“楽な仕事”ではありません。
けれど、人の役に立っている実感を得られる、
とても誇りのある仕事です。
誰かの「今日」を支えるために、
あなたのやさしさと行動力を活かしてみませんか?
資格がなくても、まずは初任者研修からスタートできます。
ブランクがある方、未経験の方も大歓迎です。
見学・ご相談はいつでも可能ですので、
少しでも興味をお持ちの方は、お気軽にご連絡ください。
次回は、
「訪問介護に向いている人ってどんな人?」 をテーマにお届けします。
「自分にできるかな?」「どんな人が向いているの?」
そんな疑問に、実際の現場の視点からお答えします。
どうぞお楽しみに!
これからも「アイ・アール」をよろしくお願いいたします。
こんにちは!
訪問介護事業所「アイ・アール」のブログ担当です。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
前回は「訪問介護でよくあるご相談とその対応例」についてお届けしました。
介護現場で実際に起こる悩みや声にどう向き合っているのか、少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。
さて、今回のテーマは
「訪問介護の“あるある”エピソード集~現場で感じた小さな感動~」 です。
訪問介護の仕事は、日々の積み重ねです。
決して派手な場面ばかりではありませんが、だからこそ、何気ない一言や表情、ふとした瞬間に「この仕事をしていてよかった」と思える感動がたくさん詰まっています。
今回は、そんな**日常の中で出会った“ちいさな幸せ”や“忘れられない出来事”**をご紹介します。
どれも実際の現場であったエピソードをもとに、プライバシーに配慮しながらご紹介しています。
「その一言が、私の支えです」
90代の女性のご利用者さま。
いつも静かで、表情をあまり変えない方でしたが、ある日、お風呂のあとにそっと手を握って言ってくださいました。
「あなたが来てくれる日はね、安心して眠れるのよ」
この一言で、どれだけ励まされたことか。
ケアの内容そのものももちろん大切ですが、**“存在そのものが誰かの支えになる”**ということを、改めて実感しました。
「一緒に歌った、昭和の名曲」
掃除中、ふと鼻歌を口ずさんでいたところ、隣の部屋から利用者さまの歌声が。
同じメロディを口ずさみながら、
「昔はよくレコードで聴いていたのよ」と、懐かしそうに話してくださいました。
その日は、予定の家事を少し早めに終え、
利用者さまと一緒にその歌をフルコーラス。
その笑顔と歌声に、スタッフのほうが元気をもらいました。
介護の中には、こうした**“心が通い合う時間”**がたしかに存在しています。
「今日は、ありがとうじゃなくて…」
ある男性の利用者さま。
言葉数が少なく、「ありがとう」もほとんど言われたことがなかった方です。
ある日、転倒しそうになったところを支えたとき、
ふと「…助かった。すまんな」と、ぽつり。
そして玄関先で靴を整えている私に向かって、
小さな声で「…また来てな」と。
それだけの一言なのに、胸がじんと熱くなりました。
言葉の数よりも、そこに込められた気持ちの重みを感じた瞬間です。
「“ありがとう”が、家族を変える」
あるご家庭では、ご利用者さまとご家族の間に少し距離がありました。
介護疲れもあり、ややピリピリした雰囲気の日も。
けれどある日、私が帰るときにご利用者さまが「今日もありがとう」と笑顔で言ってくれました。
それを聞いたご家族が、「…母にそう言われたの、久しぶりだな」と、思わず目を潤ませていました。
その日以降、少しずつ会話が増え、ご家族の表情もやわらかくなっていったように思います。
介護の場面における“ありがとう”は、人の心をほぐす魔法のような言葉だと、強く感じた出来事です。
「“ただいま”が聞ける幸せ」
長期入院から退院されたばかりの女性利用者さま。
久しぶりのご自宅での生活に不安があり、表情もかたく、緊張した様子。
けれど、訪問を重ねるうちに少しずつ笑顔が戻り、
ある日、「今日はね、“ただいま”って言ってみたの。家に帰ってきたって、やっと思えた」と。
その“ただいま”に込められた意味は、私たちの想像以上に重く、大きなものだったはずです。
訪問介護は、“家で生きていく力”をそっと支える仕事なんだと、心に深く刻まれた一日でした。
訪問介護の現場では、体力が必要なときもあり、気を張る場面もあります。
でも、こうした何気ない瞬間に出会えるからこそ、
「また明日もがんばろう」と思えるのです。
私たち「アイ・アール」では、
利用者さま一人ひとりとの日常の中にある「小さな感動」を大切にしています。
それは、特別なことではなく、日々を一緒に過ごす中で自然に生まれるものです。
これからも、「ありがとう」と「安心」があふれる訪問介護を目指して、スタッフ一同努めてまいります。
次回は、
「介護職を目指す方へ!訪問介護のやりがいと現場のリアル」 をテーマにお届けします。
介護の仕事に興味がある方、転職を考えている方にも参考になるよう、
現場で働くスタッフの声を交えてご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに!
これからも「アイ・アール」をよろしくお願いいたします。