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こんにちは!
訪問介護事業所「アイ・アール」のブログ担当です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は少し視点を変えて、
「ご家族ができる“ちょっとした介護サポート”」をテーマにお届けします。
「できるだけ自宅で過ごしてほしい」
「でも、どうやってサポートすればいいのか分からない」
そんなご家族の声を、私たちは日々多く耳にしています。
プロの介護スタッフに頼ることももちろん大切ですが、
ご家族が“ちょっとだけ”意識することで、日々の介護がぐんと楽になることもあるのです。
今回は、訪問介護の現場で実際によくあるケースを参考に、
ご家族が自宅で実践しやすい“介護のヒント”をお伝えします。
高齢の方と接する時、つい「〜しなきゃダメでしょ!」と先に口を出してしまうことはありませんか?
でも、本人のペースや意思を尊重することは、自立支援の第一歩です。
「今はどうしたい?」「何か手伝おうか?」と一言添えるだけで、
本人が“自分で考える時間”が生まれます。
介護の中でも「待つこと」は、とても大切な技術です。
訪問介護の現場でよくあるのが、トイレや浴室での転倒事故。
「まだ大丈夫」と思っていても、ちょっとした段差や床の滑りやすさが事故の原因になることも。
たとえば…
・廊下や階段に手すりをつける
・浴室のマットを滑り止めタイプに変える
・ベッド周りにナイトライトを置く
これだけでも、安全性がぐんとアップします。
住宅改修が必要な場合は、ケアマネジャーに相談することで介護保険が使える場合もあります。
介護では、つい「できていないこと」に目が行きがちです。
でも、ほんの小さな「できた」に気づいて、一緒に喜ぶことで、
本人の自信や意欲につながるということを、私たちはたびたび目にします。
たとえば、
「今日は自分で靴下を履けたね!」
「洗面所まで一人で歩けたね」
そんな声かけの積み重ねが、心の支えになります。
介護をしているご家族が疲れ切ってしまうと、
良いケアを続けるのが難しくなってしまいます。
「最近イライラしやすいかも…」
「自分の時間が取れなくてつらい」
そんな時は、一人で抱え込まずに、ぜひ周りに頼ってください。
訪問介護・デイサービス・ショートステイなど、
介護を一時的に外部に委ねる方法もたくさんあります。
ご家族の“余裕”があることも、良い介護には欠かせません。
介護には正解がありません。
同じように見える症状でも、家庭によってベストな対応は違います。
だからこそ、
「こんなことで相談してもいいのかな…?」と思うことでも、
ぜひ一度、私たちにご相談ください。
些細なことでも、“第三者の視点”から見ると、意外なヒントがあることもよくあります。
ご家族が無理なく、できる範囲でサポートすること。
それが、訪問介護のサービスとうまく連携するコツです。
私たち「アイ・アール」では、利用者さまだけでなく、
ご家族も含めた「介護チームの一員」として、日々の支援に取り組んでいます。
「もっと安心して介護をしたい」
「上手にプロと連携したい」
そんなご相談がありましたら、いつでもお声がけください。
次回は、
「訪問介護とデイサービスの違いとは?」
というテーマでお届け予定です。
それぞれのサービスの特徴や使い分けのポイントをわかりやすく解説しますので、ぜひご覧ください!
これからも「アイ・アール」をよろしくお願いいたします。