オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2025年10月16日

身体介護の具体例① ― 食事介助

皆さんこんにちは!

 

大阪府堺市を拠点に堺市、松原市を中心に訪問介護事業に携わっている


訪問介護事業所「アイ・アール」のブログ担当です。


いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

身体介護の具体例① ― 食事介助

〜「食べる喜び」を支える大切なケア〜


食事介助とは

 

食事介助とは、利用者が安全に、そして楽しく食事をとれるよう支援する介護業務です。
「食べる」という行為は、単なる栄養補給ではなく、生活のリズムや生きがいを支える重要な時間です。
しかし、高齢者や身体機能の低下した方の中には、咀嚼や嚥下の力が弱まっている場合もあり、誤嚥(食べ物が気道に入ること)の危険があります。

そのため、介護職員は一人ひとりの身体状態に合わせ、安全かつ快適に食事ができるよう支援します。


食事介助の主な流れ

 

1. 食事前の準備

  • 手洗い・口腔ケアで衛生を保つ。

  • テーブルや椅子の高さを調整し、姿勢を安定させる。

  • 食事内容の確認、温度や形態(刻み食・ミキサー食など)を利用者に合わせる。

 

2. 食事中の介助

  • 一口の量やペースを利用者に合わせて調整する。

  • 「おいしいですね」「ゆっくりで大丈夫ですよ」など、安心感を与える声かけを行う。

  • むせ込みや咳き込みがないかを観察し、嚥下の状態を見守る。

 

3. 食後のケア

  • 口腔内を清潔に保ち、誤嚥性肺炎を防ぐ。

  • 水分補給・服薬介助を確認する。


食事介助で大切にしていること

 

食事介助は「食べさせる作業」ではなく、「食事をともに楽しむ時間」です。
利用者とのコミュニケーションを通じて、安心感や信頼関係を築くことができます。

「今日は好きな料理ですね」「おいしいですね」といった会話から笑顔が生まれ、
食事の時間が一日の楽しみになるよう支援することが介護職の大切な役割です。

また、利用者ができる部分はできる限り自分で行えるよう支援する「自立支援」の考え方も重要です。
小さな「自分でできた」という実感が、生活への自信につながります。


求職者の方へ ― 食事介助は“心を通わせるケア”

 

食事介助は、介護職にとって最も基本的でありながら、奥深い仕事です。
ただ食事を手伝うだけでなく、利用者の表情や嚥下状態を観察し、その人に合った方法を見つけていくことが求められます。

一口一口を見守りながら、利用者が安心して食べ終えたときに聞こえる「ありがとう」「おいしかったよ」という言葉。
その瞬間に、介護職員としてのやりがいと誇りを実感できます。


まとめ

 

  • 食事介助は、安全・快適・楽しさを支える重要なケア。

  • 利用者の状態に合わせた観察力と声かけが求められる。

  • 「食べる喜び」を支えることで、生活の質(QOL)を高める仕事。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

訪問介護事業所「アイ・アール」では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

大阪府堺市を拠点に堺市、松原市を中心に訪問介護事業に携わっております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちらから!

 

facebook_face.jpg