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日別アーカイブ: 2025年8月22日

訪問介護の目的 ~自宅での暮らしを支える~

皆さんこんにちは!

 

大阪府堺市を拠点に堺市、松原市を中心に訪問介護事業に携わっている


訪問介護事業所「アイ・アール」のブログ担当です。


いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

訪問介護の目的

~自宅での暮らしを支える~

訪問介護は「ただ手助けするサービス」ではなく、利用者が自宅でその人らしく暮らし続けるための総合的な支えです。


高齢化社会の今、その役割はますます大きくなっています。

ここでは、訪問介護の目的を5つの視点から詳しくご紹介します。


1. 在宅生活の継続

 

人が安心して暮らせる場所は、やはり住み慣れた自宅です。
施設への入所は安心感もありますが、生活環境の変化は本人にとって大きな負担になります。

訪問介護は、掃除・調理・洗濯といった家事援助や、入浴・排泄・移動などの身体介護を行うことで、**「自宅でもう少し暮らせる」**という選択肢を広げます。
これにより、思い出のある住まいで日常を続けられる喜びが守られます。


2. 自立支援

 

訪問介護の大切な理念は、利用者の「できること」を奪わないことです。
全部を介助してしまうと、利用者の力がどんどん失われてしまいます。

そこで、あえて「できる部分は自分で行ってもらう」支援を行います。
たとえば食事のとき、ヘルパーが全部口に運ぶのではなく、器を持ちやすくする、必要に応じて手を添えるといった補助にとどめます。

こうした工夫が「まだ自分でできる」という自信につながり、生活意欲や自立心を支えていきます。


3. 家族の負担軽減

 

介護を家族だけで担うのは、大変な負担です。
長時間にわたる介護は体力を奪い、精神的にも追い詰められます。

介護疲れから体調を崩したり、仕事を辞めざるを得ない「介護離職」に陥るケースもあります。

訪問介護を導入することで、家族が休める時間や、自分の生活を取り戻す時間が確保できます。
これは単に家族を助けるだけではなく、**「介護する側とされる側の関係性を健全に保つ」**ためにも重要です。


4. 生活の質(QOL)の向上

 

訪問介護は、利用者の生活を快適に保つことに直結しています。

定期的な入浴介助で清潔が保たれ、食事作りや買い物の支援で栄養バランスも整います。さらにヘルパーとの会話や交流は孤独感を和らげ、心の支えとなります。
「自分を気にかけてくれる人がいる」という事実が、大きな安心感を与えます。

つまり訪問介護は、生活の安全や利便性だけでなく、利用者の心身両面の健康を守る役割を果たしているのです。


5. 地域との連携

 

訪問介護は、地域包括ケアシステムの中で重要な役割を担っています。

単にヘルパーが訪れるだけではなく、訪問看護やデイサービス、福祉用具レンタル、行政の支援制度などと連携することで、利用者の暮らしを多方面からサポートします。
この「地域と家庭をつなぐ架け橋」としての機能こそが、訪問介護の強みです。


まとめ

 

訪問介護の目的は、

  • 在宅生活の継続

  • 自立支援

  • 家族負担の軽減

  • 生活の質の向上

  • 地域との連携

という5つに整理できます。


いずれも共通するのは、利用者が安心して自宅で暮らせるようにすること

訪問介護は、生活を整えるだけでなく、人生の質そのものを支える大切なサービスです。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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