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日別アーカイブ: 2025年11月11日

身体介護の具体例③ ― 排泄介助

皆さんこんにちは!

 

大阪府堺市を拠点に堺市、松原市を中心に訪問介護事業に携わっている


訪問介護事業所「アイ・アール」のブログ担当です。


いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

身体介護の具体例③ ― 排泄介助

〜尊厳を守る“日常のサポート”〜

介護の仕事の中でも、最も慎重さと配慮が求められるのが「排泄介助」です。
人にとって排泄は生理的な行為であると同時に、尊厳に深く関わる大切な行為です。
そのため、利用者様が恥ずかしさや不快感を感じないように、一人ひとりの気持ちに寄り添った支援が必要です。


排泄介助の目的

排泄介助は、単におむつを交換したりトイレに誘導する作業ではありません。
「利用者様ができるだけ自分の力で排泄できるよう支援すること」が目的です。

排泄リズムを整えることで、身体機能の維持や感染予防にもつながり、生活の質の向上を目指すことができます。
そして何より、人としての尊厳を守るための支援でもあります。


排泄介助の具体的な内容

排泄介助の方法は、利用者様の身体状況によって異なります。

  1. トイレ誘導
     歩行が可能な方には、転倒に注意しながらトイレまで付き添います。
     ドアの開閉、衣服の上げ下げ、手すりへの誘導など、細やかなサポートが求められます。

  2. ポータブルトイレの利用支援
     寝室やベッドサイドに設置されたトイレを利用する場合、プライバシーを守りながら姿勢の安定と清拭を行います。

  3. おむつ交換
     寝たきりの方などには、肌への刺激や蒸れに注意しながら交換します。
     清潔さを保つだけでなく、かぶれや褥瘡の早期発見にもつながります。


利用者様への思いやり

排泄介助では、羞恥心や不安を軽減するための言葉かけが非常に大切です。
「トイレに行きましょう」ではなく、「少し体を動かしてみましょうか」といった柔らかい声かけが、利用者様の安心感を生みます。

また、においや音への配慮、周囲からの視線を遮る工夫など、細かな気遣いが信頼につながります。


求職者の方へ

排泄介助は、人の尊厳を守る重要な仕事です。
最初は緊張することもありますが、利用者様が安心して過ごせるよう支えることにより、大きなやりがいを感じられます。

経験を積む中で、観察力やタイミング、声かけの工夫など、人としての温かさや思いやりが自然と身についていきます。


まとめ

排泄介助は、生活の基本を支える介護の原点ともいえる仕事です。
清潔・安心・尊厳を守るという使命をもって取り組むことが、利用者様の笑顔につながります。
この仕事は、目立たないようでいて最も大切な支援のひとつです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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